Google Workspace連携で会議室が表示されない

調整アポはGoogle Workspace連携することで、会議室情報(リソース情報)を参照して同時に予約することが可能です。
Google Workspace連携しているにもかかわらず、会議室情報(リソース情報)を取得できない場合には、下記の原因が考えられます。

以下をご確認いただいて、会議室情報(リソース情報)の取得を再度お試しくださいませ。

Google Workspace(G Suite)のリソース情報に会議室を登録していない

会議室予約は、Google Workspace(G Suite)上の会議室情報(リソース情報)を取得する仕組みになっております。
そのため、会議室予約をご利用いただく場合は、以下条件が必須となります。

  • Google Workspace(G Suite)のリソース情報に会議室をご登録されている
  • そのGoogle Workspace(G Suite)のテナントに連携したGoogleアカウントが所属している
Check
フリー(無料)のGoogleアカウントでは会議室情報を取得できません。

▼確認方法

  1. Googleの特権管理者で Google admin にログイン
    ※Google adminを開くと「ダッシュボード」が表示される場合は、管理者権限をお持ちではありません。
  2. 「ビルディングとリソース内」>リソース管理「開く」>リソースとして会議室が登録されているかご確認ください。
  3. 「ホーム」に戻る>「ユーザー」>Googleカレンダー連携を行ったGoogleアカウントが登録されているかご確認ください。

該当時間帯に会議室などのリソース全てが予約済み(※候補提案型のみ)

調整アポ候補提案型でアポイントメント作成時にGoogleカレンダーの会議室情報(リソース情報)を表示できるのは、
該当時間帯に空きのあるリソース情報のみとなります。

そのため、アポイントメントを作成する該当時間帯に、すべての会議室などのリソースが予約済みである可能性があります。

リソース情報が空いている時間帯にて、取得できるかご確認くださいませ。

Google Workspace(G Suite)のセキュリティでAPIの利用を禁止している

Google Workspace(G Suite)のセキュリティでAPIの利用を制限されている状態ですと、会議室情報(リソース情報)を取得することができません。
そのため、Google Workspace(G Suite)の管理者にて、管理コンソールから以下のAPI利用についてご確認くださいませ。

▼管理コンソールはこちら:


https://admin.google.com

Check
こちらの操作は、Google Workspace(G Suite)の管理者にて操作してください。
Tips
設定を変更した場合は、念の為ブラウザのキャッシュクリアをお願いいたします。
(キャッシュクリア方法 Windows:Shift+F5 / Mac:Shift+Cmd+R)

API権限の確認

API権限に制限がかかっていることにより、会議室情報が取得できない可能性があります。
RECEPTIONISTで利用する「カレンダー」と「G Suite 管理コンソール」の項目を制限なしに設定してください。

ステップ1
Google admin(https://admin.google.com)にログインし、「セキュリティ」項目を選択します。
※Google adminを開くと「ダッシュボード」が表示される場合は、管理者権限をお持ちではありません。

api_01_02

※画像をクリックすると拡大表示します

ステップ2
「APIの制御」をクリックし、その後「Googleサービスを管理」をクリックします。
ステップ3
「G Suite 管理コンソール」の「アクセス権限を変更」をクリックします。

Group-9-2

※画像をクリックすると拡大表示します

ステップ4
「制限なし:ユーザーが承認したアプリであればサービスにアクセス可能」を選択し、「変更」をクリックします。
ステップ5

「カレンダー」でも同様にステップ3〜4と同じ操作を行ってください。

ステップ6

再度、Google Workspace連携をお試しください。

RECEPTIONISTのホワイトリスト登録

上記APIの権限設定を行っても会議室情報が取得できない場合は、RECEPTIONISTのホワイトリスト登録を行ってください。

ステップ1
Google admin(https://admin.google.com)にログインし、「セキュリティ」項目を選択します。
※Google adminを開くと「ダッシュボード」が表示される場合は、管理者権限をお持ちではありません。

api_01_02

※画像をクリックすると拡大表示します

ステップ2
「APIの制御」をクリックし、その後「サードパーティ製アプリのアクセスを管理」をクリックします。
ステップ3
「新しいアプリを設定」の「OAuth アプリ名またはクライアント ID」をクリックします。
ステップ4
①「OAuth アプリ名またはクライアント IDを検索」に以下を入力し、検索します。
②「RECEPTIONIST」を選択します。

▼OAuth2 クライアントID
205156670300-2pa5ocpk0e156a8l6p00dasa9pamefnh.apps.googleusercontent.com

ステップ5
先ほど入力したOAuth2 クライアントIDにチェックし、「SELECT」をクリックします。
ステップ6
「信頼されている:すべてのGoogleサービスにアクセス可能」を選択し、「CONFIGURE」をクリックします。

以上でRECEPTIONISTのホワイトリスト登録は完了です。
再度、Google Workspace連携をお試しください。

会議室などのリソースを全社に公開していない

Googleカレンダーの会議室情報(リソース情報)のアクセス権限で、企業内での利用がOFFになっている場合、アクセス権限によって会議室情報を取得することができません。
そのため、Google Workspace(G Suite)の管理者にて、企業内での利用をONにしていただくか、個別にアクセス権限を許可する必要があります。

▼Googleカレンダーはこちら:
https://calendar.google.com/calendar/

Check
こちらの操作は、Google Workspace(G Suite)の管理者にて操作してください。
Tips
設定を変更した場合は、念の為ブラウザのキャッシュクリアをお願いいたします。
(キャッシュクリア方法 Windows:Shift+F5 / Mac:Shift+Cmd+R)

企業内での利用をONにする場合

Googleカレンダー上部にある歯車マーク(設定メニュー)から、『設定』を選択します。


google-resource_03

※画像をクリックすると拡大表示します

左側の「他のカレンダーの設定」から、該当のリソースを開き「アクセス権限」の項目を表示します。
こちらにチェックが入っていない場合、企業内での利用がOFFになっています。

そのため、企業内での利用をONにしていただくか、個別にアクセス権限を許可する必要があります。


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※画像をクリックすると拡大表示します

個別にアクセス権限を許可する場合

該当のリソースを企業内での利用をONにできない場合(例:役員だけが予約できる応接室など)、そのリソースを利用できるアカウントにのみ個別に「アクセス権限」を許可してください。

「アクセス権限」項目の下にある、「特定のユーザーとの共有」の項目を表示します。
『+ ユーザーを追加』をクリックし、アクセスを許可したいユーザーと権限を選択後、『送信』を押下します。

Item Name Detail
特定のユーザー 個別にアクセス権限を許可するユーザーを選択します。
権限 閲覧権限(すべての予定の詳細) を選択します。


google-resource_06

※画像をクリックすると拡大表示します

対象のユーザー宛に「カレンダーを共有しました」というメールが届きます。
これで個別に「アクセス権限」が許可されました。

不明点がある場合は、お気軽にお問い合わせください。

右上の「お問い合わせ方法」ボタンから、チャット・メール・フォームなどの各種お問い合わせが可能です。